ストライク・ザ・ブラッド、完結への軌跡

シリーズの完結というのは読者にとって、嬉しいものでもあり悲しいものでもあるだろう。今までずっと読んできたシリーズが終わり、1つの結末を迎える事は読者にとって感慨深いものである一方、もうこれ以上この作品を読めないのかという悲愴感もあるものだ。

三雲岳斗の小説に出会ってから5年の月日が流れた。何故人生で初めて読んだライトノベルが『ストライク・ザ・ブラッド』だったのか今ではあまり覚えていないのだが、あの時からライトノベルを読みまくる生活が始まったというわけである。そして1年前の19巻で『ストライク・ザ・ブラッド』シリーズに「完結」の2文字がちらつき始めたのである。

そもそもストブラの完結をどこに見据えればいいのか考えたい。物語の終わらせ方はもちろん作者によってそれぞれだが、終点を持ってこないことにはどうしようもないだろう。例えば主人公の死亡、例えば主人公の高校卒業、例えば最終決戦の終了というように。

ストブラの世界線において目指すであろう点は、アニメ1期の23・24話「暁の王国篇」、それが書籍化された17巻「折れた聖槍篇」である。暁零菜と暁萌葱という暁古城の娘たちが出てきており、ある意味シリーズものでは鉄板の「n年後…」と言いながら子供世代の世界を描いて完結にもっていく形である(最近のだと『妹さえいればいい。』の最終巻とかですかね)。もちろんn年後の世界に話が飛ぶかは不明だが、少なくとも娘たちが出てきて1つの国を治めていると言うのであれば、それは絃神島での戦いが色々起こっても最終的に解決するという事でもある(=最終戦争の勝利が小説の終わりになる可能性があるということ)。

さて話を戻そう。19巻では絃神島での領主戦争が勃発し、遂に第1・2・3真祖が勢揃いした。真祖(=ストブラの中で最強レベルのキャラ)が絡んだ戦いとなると、第1部最終巻である15巻の真祖対戦を彷彿とさせるため、第2部の完結が脳裏をよぎる展開となっていた。

しかし第2部どころかシリーズ完結が囁かれ始めたのが19巻の終わりと20巻で、アヴローラ・フロレスティーナの登場である。アヴローラはストブラの根幹をなすと言っても過言ではない登場人物であり、加えてアヴローラの復活によって1巻からのポイントにもなっていた古城の眷獣12種類が遂に揃うということも意味している。その他にも21巻までにかけて、今まで出てきていたメンバーが続々と登場してきたり、今まで語られることのなかったカインや真祖たちの過去が明かされるなど、着々と伏線回収が行われてきたのである。

①領主戦争は絃神島の領主を決める戦い(=20年後の世界線に話が繋がる)
②登場人物がフル出演
③12の眷獣勢揃い
④語られなかった過去の話、伏線回収を行う
どう見てもシリーズを完結させるようにしか見えない文章構成のため、おそらくほとんどの人が「ストブラ完結かあ」と思ったに違いない。

21巻のあとがきにはこのような事が書かれていた。 「(前略)本シリーズもいよいよ大詰めということで、この巻では、ついにシリーズ最大にして最後の謎が明かされています。“天部”とはいかなる存在だったのか、異境とはなにか、かつて第四真祖と咎神カインの間になにがあったのか、吸血鬼とは、真祖とは、眷獣とはいったいなんなのか—これまで延々と先延ばしにしてきた部分なので、いざ実際に描くとなると、けっこう不安というか緊張しまくっているのですが、なにはともあれ、楽しんでもらえたら嬉しいです。(以下略)」
作者自身もストブラ完結に向けて着々と準備を進めているとのことで予想は間違っていなかったという事が分かった。

<終わりに>

ストブラもついに最終局面ということで、自分の原点であるシリーズが終わってしまうかもしれないことに些か悲しいのだが、やはり楽しみでもあって今か今かと待ってしまう自分もいるなあと実感する。ストブラシリーズの完結まで駆け抜けてくれること期待して、今回のブログは終了したい。

<追記> 4月からアニメ『ストライク・ザ・ブラッド』の4期が決定しており、内容は原作16巻〜となっています。また特別編で「消えた聖槍篇」も発売とのこと。是非皆さんも買ってみてね!

「妹こそ至高!」〜妹キャラの重要性・本編〜ライトノベルから見る妹像

皆さんこんにちは。けーえぬです!

序章から約1ヶ月半、いよいよ本編です。以下様々なアニメ・ライトノベルのネタバレを含みます、ご了承下さい。

「なんで妹キャラに惹かれるんだろう…」とか思っているそこのあなた!今回はその疑問にお答えしましょう!ちゃんと理由があるんです!!

…このテンションだと疲れるのでだらだらやっていきます。

妹キャラの定義とは?

そもそも「妹キャラ」をどのように定義すれば良いのでしょうか。まあ当然妹はそうですよね(´・ω・`) では妹ではないキャラで、「妹キャラ」と呼べるものはあるんでしょうか。例えば『りゅうおうのおしごと!』。

妹キャラ≠幼女 イコールな訳ないです、ふざけるのも大概にして下さい。妹がロリだと決めつけて語るのは許しません。

『リベリオ・マキナ2』にはユーリというキャラが出てきます。主人公とユーリは共にオートマタで、ユーリは主人公より後に作られたことから、主人公のことを兄と呼んでいます。自分のことを妹認識してるならなあ…というところでユーリは妹キャラであると言わざるを得ません。グレーですね。

なので(面倒くさいので)妹という表記がでているもの出ているものに関しては妹キャラだ!という定義にしてしまいましょう!それが分かりやすい!

しかしこのガバガバ定義だとやはり怪しいキャラが出てくるのです。『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』では主人公の妹である永見涼花が出て来るのですが、もう1人「自称」妹である水無月桜が出てきます。桜は涼花の書いたライトノベルがアニメ化されるにあたって、その作品の妹役となった声優であり、実際に自分のことを妹と呼んでいるという訳です(この書き方だと誤解を招きそうですね。少し説明しておくと、妹である涼花が妹モノのラノベを書いて受賞してしまうのですが、涼花は(外では)しっかりものなのでラノベを書いたとなるとイメージダウンでは?となり、作者を主人公である兄にしてしまおうということになったわけです。つまり兄妹以外はみんなこのラノベの作者が主人公であると思っているので、桜は自称主人公の妹と名乗る(妹モノの作品に重ねて)訳ですね。いやはや難しい。詳しくは作品を読もう!)。桜は妹でもなんでもないし、なんなら主人公より年上なので妹キャラにしたくはないのですが、先程の定義だと妹キャラになります。まあアウト寄りのセーフということで。

実際妹キャラは使われてる?

私はライトノベル中心な人なので、ライトノベル面から色々見ていきましょう。

どっかから持ってきた「ライトノベル発送部数ランキング」です。さてこちらの20作品の中で妹が出てくるのはなんと…18/20です! 9割ですよ!これはすごい!どの作品でも負けフラグが建ちまくっている幼馴染キャラより高い割合じゃないですか? …幼馴染キャラは負けフラグが建っているだって?ここに負けフラグが建たないライトノベルがあるのだよ! (宣伝でした)

9割も使われているのには理由があるはずなのです。ということでその理由を考察していきましょう。

なぜ妹キャラはこれほど使われるの?

妹キャラが使われるのには2つのパターンが考えられます。
① そもそも筆者が妹モノの作品を書いているから
② 妹キャラを使うことで話を進めやすくなるから

まずは①から考えていきましょう!と言いたいところですが、ここは後でまとめて扱う方が分かりやすいので後述します。

次に②です。先程の「ライトノベル発送部数ランキング」では全作品が②に該当します(自信ないけど)。そう、妹キャラが様々な作品に登場する全ての要因はここにあります。サブポジションとして妹を登場させる作品が圧倒的に多いのです! (SAOや魔法科はバリバリメインじゃん!と言われそうですが、妹モノでもないので…うん、許して) ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤただし、妹キャラにどれほど比重が置かれているのかには大きな差があります。先程の20作品をみてみましょう。例えばSAOや魔法科など、妹がストーリーに深く関わっているものもあれば、このすばやダンまちなど、妹が一時的にしか登場しないものもあります。主人公やヒロインの妹であればよく出てきやすく、サブキャラの妹であればたまに出てくることが多い…的な見方ができるっちゃできますが、それだと雑すぎる気がするので、もう少し深掘りしようと思います。

妹キャラは「潤滑油」⁉︎

「妹属性の特徴」という観点からみると、もう少し深い議論ができるのかなと思います。ライトノベル的妹キャラとしてはざっくりと以下の3種類。 ❶素直になれない系妹(ツンデレ系妹)
❷しっかりもの系妹
❸仲良し系妹
❹無口なおとなしい系妹
❺守りたくなるか弱い系妹
(グレーゾーンガン無視おじさん)

イメージしてるのは五等分の花嫁だったりします。

ここで妹キャラが使われる理由①の議論も一緒にしてしまいます。妹モノと言えば、やはり妹が兄に好意を持ってこそでしょう(妹が兄に好意を持っていない妹モノってどうするんだろうか)。そのオプションとしてツンデレは最強ですので、妹モノと言うと❶はかなり鉄板な気がします。というのも、兄と妹が最後は仲良く…という結論に持っていくときに、兄に素直になれなかった妹がだんだんと兄と接する時間が増えていって…と展開が作りやすいからです。基本的には始めと終わりで変化を付けたいですからね(ちなみに最近は終始デレデレの妹モノもいっぱいあります、テンション上がるなあ)。

逆に②では❷❸❹❺が多いです。ヒロインレースに参加せず、主人公の動機付けやサポートをすることが多いため、結果としてサブキャラになりがちなところではあります。これが潤滑油と言われる理由でしょうね。ただし使われるタイミングやパターンは結構ズレがあって、
❷→兄姉が暴走しがちなキャラで、ストッパー/常識人枠での登場が多い。どちらかと言えばサブキャラの妹枠(ちなみに例で挙げた司波深雪は露骨な反例、人選ミス感)。
❸→メインキャラの妹枠になることが多く、主人公やヒロインが悩みを抱えている時の救済役や行動理由を与えるトリガー役など、物語の進行上圧倒的なパワーを持つ。
❹→メインキャラ、サブキャラのどちらの妹にもなり得るが、メインキャラの妹になった場合❺と被りがちなため、サブキャラ枠の場合を検討する方が良さそう。しっかりものの姉の後ろに隠れているタイプの場合(恥ずかしがり)と、姉の主人公に対する好意を応援したり自分自身が主人公に好意を持ったときに積極的に動くタイプと、両極端が存在する。
❺→メインキャラ、サブキャラのどちらの妹にもなり得るが、メインキャラの方が主流(❹の通り)。兄姉はしっかりものであることがほとんどで、主人公やヒロインに行動理由を与えるトリガー役を担うことが多い。妹中心の話でライトノベル1巻分のストーリーを書けるため、作者サイドで大人気。

あくまで自論なのでいくらでも反論はあると思いますがまあ抑えて下さい(懇願)。ちなみにすごい中途半端な❹を設定したのには訳がありまして、エロマンガでよく出てくるんですよこのキャラ。姉妹をヒロインとして登場させたときに無口キャラが結構多いんですよ。やっぱりギャップがいいんでしょうね、普段無口だけどどんどん喘ぎ声を出すようになる感じとか…これ以上はやめておきましょう。

というわけで、妹にどのような役割を持たせるかでキャラの使い分けがされているわけです。役割という視点で考えれば登場頻度が異なることも説明できるというわけです。

計画通り…?

まだ解決していない問題がありますね? そう、「なんで妹キャラに惹かれるんだろう…」です!今まで散々「妹キャラはサブポジションが多いですね」とか言ってきましたが、サブなのにこんなに人気があるのはなぜなんでしょう?

今回は読者層の面でアプローチしましょう。ライトノベル読者のほとんどが「若い男性」なんですね!

勘のいいオタク「…いやいや、それなら妹じゃなくても、後輩キャラとかでいいじゃない。」

…いやいや、それだけじゃないですよ!妹キャラ最大の強みは、妹のいない人には「妹って良いなあ、こんな妹がいればなあ」と現実との対比によってキャラに移入しやすく、そして妹がいる人にも「背徳感」によって逆にドキドキを与えてくれるんですよ!

勘のいいオタク「…いやいや、それなら恋人とかでも良くないか?」

妹は家族という最も近い位置にありながら、恋人が中々出来ない隠キャにも想像しやすい素晴らしいポジションなんですよ!

勘のいいオタク「近親相姦が1番やばくないか…?」 とまあこんな感じで、妹って1番親しみやすいんじゃないかというわけですね。これが僕の考えた結論です(しょぼい…?)。

終わりに

シスコンかなーやっぱりww 自分は思わないんだけど周りにシスコンだろってよく言われるwww こないだ妹がDQNに絡まれた時も気が付いたら意識無くて周りに人が血だらけで倒れてたしなwww ちなみに俺妹いない(聞いてないw)

ロリコンかなーやっぱりww 自分は思わないんだけど周りにロリコンだろってよく言われるwww こないだの文化祭で幼女に値引き交渉された時も気が付いたら意識無くて手元に大幅値引きした古本のタグが残ってたしなwww ちなみに幼女の知り合いが一切いない(聞いてないw)

…ふざけすぎました。

いかがでしたでしょうか?中々根拠の薄いクソ文章になってしまいましたが楽しんでいただけると嬉しいです。妹は至高!ではまた次回のブログでお会いしましょう。

P.S. 使われなかった文章たち

P.S.1 ※ここで「主人公」と「ヒロイン」の区別をしっかりさせておきましょう。主人公=男という考えを持つ人が一定数いる(らしい)のですが、主人公は女性の場合も使えます。その物語の中心人物(≒物語の語り手)が主人公と呼ばれるので、女主人公の場合も考えられるのです。男主人公の場合の相手女性をヒロイン、女主人公の場合の相手男性をヒーローと呼びます(が、ヒーローと呼ばれることはほとんどなく、男主人公となることが通例です。これが主人公=男だと思われてしまう大きな要因でしょう)。また、ヒーローやヒロインとは別に、よく出てくるけどサブポジションにいるキャラは裏主人公、裏ヒロイン(裏ヒーロー)と呼ばれています。分かりやすい例としては『かぐや様は告らせたい!』ですかね。 男主人公→白銀御行 女主人公→四宮かぐや(主人公2人構成です) 藤原千花→ヒロイン 石上優→裏主人公 伊井野ミコ→裏ヒロイン となります(これは本にも記載されています)。すごいぴったりじゃないですか?確かに主人公2人、サブの中で1番出てくる千花がヒロイン、そして中盤から登場て物語に深く関わっている1年2人が裏主人公と裏ヒロイン。更には表と裏で恋人(になりそう)という展開。いい例を見つけました。

P.S.2 最近はweb版小説がホットですね!まあ「web小説≠ライトノベル」派閥が一定数いるのはしょうがない気もします。僕は別にライトノベルでいいと思いますけどね。web版小説の中で妹モノ関連で1つ宣伝を。 2人の距離感が非常に良いです。気になる方は読んでみてね!

Open6で5勝する為に

こちらの記事はnoteで公開したものを再編集したものです。

皆さんこんにちは、けーえぬです。記事は普段はてなブログで書いてますが、あっちはラノベ記事で異常な伸びを発揮したので、ラノベアニメ用とシャドバ用に分けることにしました。まあ公式もnoteにしろって言ってるし多少はね?今回はOpen6について書いていきます。

Open6で5勝するには?

前環境では強いリーダーとって、テキトーに枚数減らしたら勝ててたのにね。誰かが「デッキは30枚にしよう!」とか言って回ったせいで(知らんけど)、多くの人がデッキは30枚近くまで減らしており、デッキパワーを上げるという意味での枚数削減による有利不利は消えたと考えていいでしょう。ついに「引き運」と「構築力」が試される時代になったと言えるでしょう。

①引き運的な観点から見たOpen6

引き運はどうしようもないと思うので()、大切なのはリーダー選択でしょうか。とは言うものの実は今環境どのリーダーでも勝てます。pickerによって3位以下のリーダー順位がバラバラなのと同様に、何でも勝てるので好みゲーになります。一般論を申し上げると、ブレが少ないリーダー(下振れにくいリーダー)が好まれる傾向にあるので、ネメシス(展開から処理までカードが揃っているため)やドラゴン(どう転んでもパワーがバカ)が上位になっています。ちなみに私はロイヤルを推しています。ロイヤルは金虹性能が高く、銀銅のくっ付きが非常に良いからです。強力なカードが多く、上振れ最強筆頭のウィッチも楽しいですね。

②構築的な観点から見たOpen6

現環境(森羅咆哮)では新たに自然ギミックが追加されて、ますますデッキ構築が難しくなりました。「このカード、何枚を入れれば…」「どのカードを抜いたら…」といった悩みは尽きないことでしょう。 構築を強くする為に必要な事は2つ。1つ目は「デッキを極力少なくすること」、2つ目は「どのカードを抜くかを考えるのではなく、どのカードを入れるか考えること」です。

②-1 デッキを極力少なくすること (最近は当たり前になっていますが)デッキを減らせば減らすほど強いカードを手札に持って来やすくなります。1/48と1/30ではやはり大きな差ですよね。

②-2 どのカードを抜くかを考えるのではなく、どのカードを入れるか考えること これは自論です(まあ他の人も言ってるかもしれないけど)。確かにOpen6において「要らないカードを抜く」のは大切ですが、それって本当に要らないカードですか?毎回違う提示が行われるOpen6において、一般的なカード評価で抜くカードを決定するのは危険過ぎます。そのような事故を防ぐ為の方法がズバリこの「全部抜いて必要なカードを入れていく」戦法になります。必要なカードの優先順位は、 ❶パワーがバカ高いやつ ❷❶とくっ付きが良いもの ❸単体で仕事が出来るもの/汎用性が高いもの ❹その他好きなカード です。❶は簡単で、一般的なカード評価で高いやつを入れとけば良いんですよ(さっきディスった気がするぞ…?)。GameWithさんやアルテマさんの評価を見ても良いですし、見当たらない場合は2pickの評価を参考にしても良いでしょう。例えばこんなカードですかね。 盤面を1枚で返せるカード、やはり強力ですね!さて、それでは❶でブルームスピリットを選んだとしましょう。 この場合❷では「ナテラの大樹を回収できるカード」や「フェアリーを手札に加えるカード」が該当するでしょうか。スケアリートレントや悪戯の精霊を入れてみましょう。 ❸はフニカルや覇食帝の料理などです。ドロソや処理カード、ニュートラルカードが主になるでしょうか。

上のステップとは別に意識してほしいこともあります。1つ目は「マナカーブを意識すること」。2コスト2枚です!とか言われても、そりゃ引けないですよ。4コス以下と5コス以上で大体同じくらいか少し軽い方が多いくらい、2コスは7〜8枚は欲しいかなって感じです。2コスト10枚以上は(デッキによりますが)入れない方が良いでしょう。2つ目は「ドロソを積んでおくこと」。サーチカードでも可です。お手軽なのはワンダーコックですかね(もちろん自然入れないなら話は別です)。

あとは1つ基準として、自然やレヴィオンなど、シナジーを考えるときに「強力なカードがない」「枚数がほぼない」ときは入れる必要はないです。自然3枚やん…とかなったらさっさと抜きましょう。

終わりに

Open6はローテ、アンリミ、そして2pickとは全く違う非常に奥深いフォーマットとなっています。ルピの消費スピードが異常に速いので中々手を出しづらいですが、チケットが余っている方は是非1度チャレンジしてみましょう!またいつかお会いしましょう、それでは!

「妹こそ至高!」〜妹キャラの重要性〜序章・最近のライトノベルはすごい!

妹キャラについてブログを書くということは先日ツイッターで告知したのですが、その中で様々な作品を登場させようと思っています。今回は序章として(もはや外伝)最近のライトノベル事情についてまとめようと思います。自己満自己満。

こんなの読んでられない!という方は、まとめがあるのでそこまで飛ばして下さい。以下ネタバレ注意。

[3大巨頭]

最近のライトノベル!の前に少しだけ雑談を。今から話すことは実は少しだけ言及したことがあります(といっても2年前ですが)。ブログ化もしているのでそちらも是非。

さて、けーえぬのライトノベル人生の原点とも言える3人の作家をご紹介しましょう。

<けーえぬの原点・三雲岳斗>

僕が初めて読んだライトノベルは『ストライク・ザ・ブラッド』でした(謎)。そしてライトノベルにハマった訳ですね。ストブラはアニメと並行した考察が中々奥深いです(ストブラの話は実は生放送中に喋っていた)。 ストブラのストーリー展開は終着点が決まってるが故に非常に読みやすい印象があります。しかしながら展開が非常にダイナミックでかなり振り回してくるので非常に読んでいて楽しいです(初心者にはおすすめしません)。

<ラノベの教科書・鴨志田一>

さくら荘のペットな彼女』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』で超有名な鴨志田先生の文章は文章構造が非常に綺麗。読みやすさの極み。それでいてちゃんと面白いので評価はがっつり高めです。 ライトノベル初心者に勧める本としては筆頭だと思います(実際に本をクラスメートに紹介する謎授業では青ブタを採用しました、タイトル的に中々引かれましたが)。

「どっちの本が好きですか?」と聞かれる事がありますが、僕はさくら荘派です。理由は椎名ましろが大好きだからです。 というのは半分冗談で厳密に述べるなら、さくら荘の方が納得できるなあと思えるからです。鴨志田先生もそれを狙っているとは思いますが、読んでいて非常に心に響くんですね。主人公の不器用さや感情の動きが分かりやすく表現されていて分かりやすいのです。

<あとがきの帝王・葵せきな>

皆さん、あとがきって読んでますか?あとがきなんて所詮…みたいな方もいるらしいですが。普通あとがきは3、4ページくらいで、筆者のちょっとした話と関係者の方への謝辞が書いてあります。葵先生のあとがきは普通ではありません。なぜならページ数が2桁なのです…

とまああとがきが異常なのは置いといて、葵先生は何と言っても王道パターンをぶち壊したギャグ寄りの作風が特徴でしょう。『生徒会の一存』がまさにその代表格なのでしょうが、直近の作品である『ゲーマーズ!』でも納得頂けるでしょう。似たような作風で平坂読先生の『妹さえいればいい。』もあげておきます。個人差があると思いますが、ゲーマーズは非常に完成度の高い作品だと思っています。ギャグ系なのかな?なんて思って読み始めたらいつの間にか涙が出て来ているんですよね、これが(読んだ人にしか分からない感覚)。ゲーマーズ読まないのは流石に損だと思うので是非読んでみてね!

[最近のライトノベルはすごい!]

本題に入ります。先に断わっておきますが、当然全ての本を読めているわけではありませんし、僕の時間と気力の関係でカットした作品も多々あります。しかも大して面白くないです。覚悟して呼んでください(^^) まとめはまとめてやる(?)ので、しばらく本の紹介です。

鷺宮『三角の距離は限りないゼロ』

人前で「偽りの自分」を演じてしまう僕。そんな僕が恋したのは、どんなときも自分を貫く物静かな転校生、水瀬秋玻だった。けれど、彼女の中にはもう一人――優しくてどこか抜けた少女、水瀬春珂がいた。  一人の中にいる二人……多重人格の「秋玻」と「春珂」。彼女たちの秘密を知るとき、僕らの関係は不思議にねじれて――これは僕と彼女と彼女が紡ぐ、三角関係恋物語。 (電撃文庫より)

「多重人格の片方に恋をする」という設定だけで既に面白そうな作品。もうこれはドロドロな感じで行くのか?と思いきや、微王道な多重人格の片方がもうすぐ消えるという設定で一転、切ないラブストーリーになっています。どちらかと言うと、主人公の過去の方がドロドロしていてうおーって感じでした(あくまで主観)。

さて、この作品設定の力任せやな感ありますよね。読んだ感じだと、作者さんはかなりこの力任せ感を消していこうという努力が感じられます。ただ断定は出来ません。なぜなら3巻ラストで主人公とヒロイン別れちゃいましたから(突然降りかかる衝撃)。4巻で主人公とヒロインの距離感をどう動かすのか、非常に楽しみですね!

サキナギ『リベリオ・マキナ ―《白檀式》水無月の再起動―』

対吸血鬼戦闘用絡繰騎士《白檀式》――ヘルヴァイツ公国が誇る天才技師・白檀博士の“五姉弟”は欧州を吸血鬼軍の侵略から救う英雄となる……はずだった。 十年ぶりに目覚めた“失敗作”、第陸号・水無月は想定外の戦後を前に愕然とする。起こるはずのない暴走事故により、“虐殺オートマタ”として歴史に名を刻んだ五体の姉兄たち。さらに大公と吸血鬼王による突然の和平を経て、公国は人間と吸血鬼が平等に暮らす世界で唯一の共和国へと変貌を遂げていた。 亡き博士の娘・カノン、吸血鬼王女・リタとの出会いを通じ、新たな“日常”を受け入れていく水無月だったが――。 第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞・オートマタの少年と二人の姫が織りなす、正義と反抗のバトル・ファンタジー起動!! (電撃文庫より)

オートマタの主人公と技師のヒロイン、そして吸血鬼の王女というかなり異色のトリオ。ただ物語の進み方はかなりテンプレよりでしょうか。「ロボットは感情を持たないが、もし感情を持ったならどうなるのか?」というタイムリーな話題が見え隠れしていて、中々考えられているなあと思わせられる作品です。

考えられているなあと1番実感したのは最後の場面。銀賞を取ったときは『水無月のメモリー』というタイトルだったそうですが、水無月のメモリーと考えると最後の場面がしっくりきます。最後の終わり方がめちゃくちゃ綺麗なんです。作者さんは最後の場面を書くために残りの文書を作ったのかなと感じました。

ちなみに2巻で妹キャラが出てきます。これは本編で間違えなく触れると思います(妹キャラと言えるのかなんとも言えないのですよ、このキャラ…)。

呂暇郁夫『リベンジャーズ・ハイ』

砂塵という有害物質による“塵禍"で文明が一度滅びた近未来。 砂塵を取り込んで異能力に変換できる“砂塵能力者"が力を持つようになっていた。 ここ偉大都市において、チューミーは、因縁の復讐相手“スマイリー"の行方を探りながら、復讐のためにその日暮らしの生活を送っていた。 情報を追って踏み込んだとある教会で、チューミーは治安維持組織である“粛清官"の大物、ボッチ・タイダラに身柄を拘束されてしまう。 絶体絶命のチューミーだったが、ボッチからの意外な提案を受け、一時的に粛清官に協力することに。パートナーとしてあてがわれたのは「これまでバディを解消されてばかり」というワケありのシルヴィ。正反対の性格と出自を持つ二人は、はじめは反発し合うのだが……。 小気味よい筆が紡ぎ出す、唯一無二で圧倒的な世界観!! バディものの王道でありながら、「異端」である二人を見事に描き出し、斬新なキャラ設定には舌を巻くこと間違いなし! 実力派新人による近未来SF復讐譚をお楽しみあれ!! (ガガガ文庫より)

最近の流行りである、過去の回想を幕間として章の間に挟み込む形式で書かれています。そしてこのラノベ、その幕間が厄介なのです。タイトルの通り、復讐者のお話で幕間で兄妹が出てきますから、どう考えても兄妹のどっちかが殺されるわけですよね。序盤を読む感じだと、死んだのは妹か…となる訳ですが、途中から様子がおかしいんですね。それで、兄が殺されて妹が兄のフリをしている!?と思う訳ですが、それも途中で否定されます。めちゃくちゃ混乱するのですが、物語が最終局面になってようやく理解できるという訳です。

と裏の世界の話を先にしましたが、表であるシルヴィ側のストーリーも中々のものです。序盤の展開が王道だっただけに、後半のトリッキーな切り口に感嘆しました。個人的におすすめです。

久追遥希『クロス・コネクト』『ライアー・ライアー』

陰キャで人間嫌い、だがかつて開催された『伝説の裏ゲーム』を全世界で唯一クリアした少年・垂水夕凪。平凡な高校生になった彼だったが、あるきっかけから「100人の凄腕プレイヤーが『姫』を殺す」新たな裏ゲームに強制的に招待された―『姫』として。しかも本来のゲーム内の『姫』である電脳神姫・春風は、夕凪と身体を入れ替えて現実世界へ。次々とトンデモな出来事を起こし、夕凪の人生を激変させていく。そしてゲーム内の『姫』の死=春風の死だと知った夕凪は、『約束された敗北』を覆すため、一つのミスも許されない究極のゲームクリアに挑む。『入れ替わり』から始まる超本格ゲーム―「俺たちはこれから、このゲームを完膚なきまでに攻略する!」(MF文庫Jより)

学生同士がランクを決める決闘〈ゲーム〉を繰り広げる学園島〈アカデミー〉。 俺、篠原緋呂斗は国内最難関の学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出し、 昨年度の絶対王者・彩園寺更紗を転校初日で陥落させ、 学園島史上最速で頂点に君臨する“7ツ星〈セブンスター〉”に成り上がった。 ――ああ、もちろん、そんなのは全部嘘だ。 大事をやらかした俺が学園島で目的を果たすためには、 嘘でもトップに君臨し続けなきゃいけない。 そのためならば、俺を主人として補佐する美少女メイド 姫路のイカサマも、 実は偽お嬢様だった彩園寺との共犯関係も何でも使ってやる。 じゃあ、世界を制する嘘を始めよう。(MF文庫Jより)

新刊のイチオシはこちらです。イメージとしてはノゲノラでしょうか。主人公がゲームで敵をバッタバッタと倒していくライトノベルです。

久追先生の良いところは、伏線の回収がしっかり行われていることとストーリーが2段構えになっていることでしょうか。久追先生は伏線を非常に分かりやすく仕掛けて非常に分かりやすく回収してくれますので、読んでいて安心します。もちろん伏線の回収し忘れもありません。ライアー・ライアー2で登場したアビリティ「ピンチヒッター」なんてまさにぴったりの例でしょう。ストーリーの2段構えとは、例えば主人公が神ムーブを見せて大逆転、俺TUEEEE!!となるのではなく、大逆転と見せかけてまだ勝っておらず再びピンチ!けどやっぱり逆転!ということです。主人公が一方的に逆転するよりも、更にもう一波乱あった方が面白くないですか?

ストーリーが面白いだけではなく、挿絵も神なのです。なんときのこのみのkonomiさんが描いています!お陰でめちゃくちゃエロい!クロス・コネクト1の最初の挿絵の破壊力はやばいですし、ライアー・ライアーではキャラがkonomiさん好みなのか、神絵が揃っています。

[新刊は何が違うのか]

さあ、ここまで完全に作品紹介でしたので内容がないよう… ここからはフルパワー自論を展開させていただきますね。

<新刊の特異性>

ライトノベルの新刊がどのような立場に置かれているのかを、一般論を交えて話していきましょう。ライトノベル作家として食っていける人はごく僅かというのはよく聞く話でしょうが、そもそもライトノベル作家になるのがまた難しいのです。どっかの出版社から本を出してもらわなければなりません。持ち込みで契約というのは中々難しいでしょうから、基本的には新人賞受賞が目標になります。 こちらはMF文庫の新人賞応募要項です(特に載せた意味は無い)。様々な出版社が新人賞を出していますので、どこかに引っかかるよう頑張る訳です。結果的に何が起こるのかと言うと、渾身の作品を作る関係で、この1つの文章でストーリーが完結しがちだということです。言い換えれば、2巻以降を続ける事が難しいという事でもあります。確かに受賞後に文章を付け足して2巻の橋を繋げるのは可能ですが、設定的に若干無茶な付け足しである場合もあります。要は何が言いたいのかと言うと、1巻の出来が良くても2巻以降の出来が落ちる場合があるということです(ライトノベルに限らず、映画やドラマでもあることです)。

初期のライトノベルは比較的緩い感じですが、今のライトノベルはかなり緻密なテクニックが詰め込まれた、完成度が高い作品が増えてきているのです。

<王道?>

王道とは「定番」「正攻法」という意味ではなく、「楽な道・近道」と言う意味です。金髪碧眼は王道だよな〜という使い方は間違っていることになりますが、こんなことを言うと友達がいなくなるので要注意。

ライトノベルには王道改めテンプレートが存在します。これはこういう展開になるな…とか、キャラの性格は容姿で判断できるな…とか分かってしまうあれです。これは初期の頃の作品が創り出したものですから、当然そこから来ているものということになります。

新刊ではどうなっているのでしょうか?あくまで個人的な感想ですが、テンプレを上手く使う本が多いなと思っています。例えば「明らかにテンプレにはめ込んだストーリーを提示しながら、結論をテンプレからずらす」とかでしょうか。そもそも設定の段階からテンプレに従わないものも多数あります。これらの作品は読者にインパクトを与えることができ、上手く使えれば圧倒的高評価を得ることができるのです。

[まとめ]

新刊を見るために本屋に行こうと準備していると、ある友達に言われました。「ネットで調べれば発売予定の本分かるじゃん、いちいち本屋に行くのめんどくない?」と。またある友達に言われました。「電子書籍の方が持ち運びが便利だし楽じゃね?」と。言いたいことは分かります。確かにそっちの方が便利でしょう。でも僕は今でも定期的に本屋に行っています。新たなライトノベルが毎週発売され、本屋の配置も毎週更新され、面白そうな新刊がどんどん出てきて、実際読んでみたらやっぱり面白くて。その一連の流れと言いますか。本屋に置いてあるライトノベルを実際に手にとって、ウキウキしながら持って帰って読む。なんかそれが良いんですよね。情報をあまり確認しないのも、電子書籍を買わないのもそれが理由です。

新たに出てくるライトノベルはどれも話がしっかり練ってあって非常に面白いです。古き良き作品も勿論好きですが、新たな発見、新たな冒険が出来る新刊はやっぱりいいなあなんて思うのです。

レート2pick 第3期後半戦 振り返り

皆さんこんにちは、けーえぬです。まずはじめにお伝えしたい事があります。この度、2pickチームPentas所属となりました!チームに貢献出来ることはほとんどないので一方的に知識を吸わせてもらおうと思っています、よろしくお願いします。

さて、今回はPentas所属で迎えたレートとなりました(まあ途中からなんですけど)。環境が合っていないのは分かっていたんですが、なんとか100位には入りたいと思って臨んだ2回目のレートでした。まずは戦績から。

…間違えました、こちらです。

というわけで、59-45で1651.61[RD61]の99位でした。いやー危なかったですねw

[第3期後半戦の特徴]

何と言っても「大接戦」でしょう。まじでやばかったです。最終的な順位を見てみると、今回のボーダーが1651.4。基準となる+10の1661.4を見てみると、なんと64位。ボーダーから+10までの範囲に30人以上いるという接戦だった訳ですね。というのは別に今回だけではなく、第3期前半戦は+10で69位でしたので、第3期の環境が接戦にさせていることになります。恐ロシア🇷🇺。

…元々今回このような展開になるのは見えていて、僕の例だと、レート1651で、終了日の朝(午前9時)の時点でボーダー1630の67位、終了3時間前でボーダー1640の73位でした。1戦勝つと順位が10とか15上がる展開でした。ほんとこういう展開はハラハラしますね。

[試合面振り返り]

では試合面で振り返っていきましょう。まずリーダー選択ですが、最初はNc>E>Nm>W>R=D=V(B ban)で取っていました。ただ何戦かやってみて相性と相談して、Nc>E>R>Nm>W>V>D(B ban)に変更。最終的にはあまりにNm、Wで勝てない(僕があまりに下手)ことと、Vとの相性が良いことに気が付き、Nc>E>V>R>D(NmWB ban)にしました。苦手なリーダーの練習をして勝てるようにするのは大切なことですが、レートに潜れる回数がそれほど多くないことを考慮して、そもそも下手なリーダーはbanするという戦略を取りました。結果ランキングに乗れているので正しかったかなと思っています。

次にリーダー戦績を見ていきますが、上位2リーダー扱いをしていたNcEを66戦(なんと63%)も使っていました。運だけです。先Eに若干の弱さが出ていたものの、両リーダー白星先行で、Nc後手に至っては勝率8割越えという強さを見せてくれました。 WNmで負け先行でしたが、その分はあっさり帳消し。RDVで細かく勝ちを稼いで結果+14勝となりました。総合成績では、先攻は勝率ほぼ5割なのに対し後攻は64%で非常に後手が良かったです。毎環境先手有利説を唱えていますが、やはり勝率面では後手が良く出ますね。ちなみに先攻率56%で、まあ平均値くらいでしょうか。

最後に対面ごとの戦績を見ていきます。やはりENcNmが多かったです。戦績も大体5割。先攻の時負け越してて後攻の時勝ち越しているのもまあリーダー戦績的には納得でしょうか。Nmだけ逆なのが気になりました。テンポ良く展開して終盤に大型を連打するリーダーなので先攻の方が戦いやすいって感じでしょうか。次点でRWVが多かったです。Wは50%でしたが、Rは100%、Vは80%とかなり勝率が良かったです。どうしてもRVがNcENmに比べて下位になっているのも納得できるデータでしょうか。どうしても決定打に欠けるかなと思います。Dは少なかったですし、Bは当たりすらしませんでした。優先度かなり低めですね。

[まとめ]

とここまでただデータを言い換えた感じになりましたが、結局リーダーの提示が良かったのと、自分に合わないリーダーを切り捨てたのが上手く行ってくれたかなという感じです。とりあえず2回目のレートを無事終われて良かったかなと思います。それではまた。

3から始める2pickレート

皆さんこんにちは、けーえぬです。今回は2pickレートをやってみようと考えている皆さんや、2pickは普段やっとらんという皆さんに向けてのブログとなります。よろしくお願いします。

さて、なぜ「0から始める2pickレート」じゃないのかと言いますと、 0.シャドバを始める 1.レートってなんだ? 2.レートのやり方 この3点を飛ばしているからです。この3つに関しては自分で調べて下さい。

色々話す前に言っておきたい事があって、それは今期の2pickレートは非常に厳しいという事です(現在第3期)。 理由としては、今環境は初心者殺しだからです。これはあくまで僕の意見なんですが…

僕がツイッターでやたらと「運だけやん」とか「運ゲークソ」とか言ってるんですが、僕自身は2pickは運ゲー要素がかなりあると思ってます。ただ誤解しないで頂きたいんですが、それはあくまで pickではミスをしていないという前提があります(もちろんプレイング面もですが)。2pickで勝てないのは、① pickでミスっている ②プレイングでミスっている ③相手のムーブがバカ のどれかに当てはまっていると思われます。運だけ運だけと言っているのは①②ではなく③で負けていると感じているからです。

ただ、逆に言えば運がバグってればそこそこ勝てるんですよね。僕が第2期後半戦でランクイン出来たのも運が凄まじかったところがあります。

しかし!今回はそういう訳にはいきません! 今期は運だけでどうにかできる環境じゃありません。なぜなら強いリーダー、強いカードが明確だからです。迷う択がかなり少ないですし、強力なカードが多いためにケアをしっかりしないと死にます。①②がしっかりできる人でないと到底勝ち越しは無理です。なので初心者でレート勝ちたい!という人は一旦諦めて下さい🤦‍♂️

その上で、2pickが上手くなりたい人がレートで経験を積むべきだというのも事実です。やっているうちに色々学ぶこともあると思います。

とここまでレートを始めようとしていた方々のやる気を削いできた訳ですが、ここからは普通にpickのレクチャーです。まずは僕の前に書いたブログを読んで頂きましょう。読むのが面倒な人は後で要約するので飛ばして下さい。

[以下抜粋]

[2pick 勝つためのポイントは?] さて、本題に入りたいと思います。2pickは構築と違って運と実力がどちらも必要です。運が良くて強カードを取れただけでも、プレイングが良いだけでも勝てません。

①運が無い人たちへ 「強いリーダーが出ない!強いカードが来ない!」と言っている皆さん、右手ピッカピカで(どちらかと言うと)運で強者を撃破してきたけーえぬの運アップ方法を伝授します。

1.信仰の対象を見つけましょう 僕の場合は姫柊雪菜ちゃん やばい💕可愛い😍 可愛すぎます。

2.祈りを捧げます pickする前に祈りを捧げましょう。より長く、強い方が良いです。

3.pickする あら不思議!強リーダー、強カードがわんさか来ます。

簡単でしょう?信仰の対象はもちろんアニメのキャラだけではなく、乃木坂とか神とか地球とか、とにかく一途に信じれるものなら大丈夫なはずです。 ちなみにレート前に毎回祈っているせいで遅延みたいになってしまっています。お相手さんすまん。

②プレイングが無い人たちへ pickで勝てない人たちは大抵こちらに問題が有ります。まあそりゃそうでしょ。僕が意識していることをまとめたいと思います。

1.リーダー選択をミスらないこと

大前提としてリーダー選択を間違えてはいけません。例えば今期ならヴァンパイア、選ばない得です。自分に合ったリーダーを探すのでも良いですし、ツイッターなどで検索して強い人の意見を参考にするのでも構いませんが、リーダー選択でミスるとガチの運ゲーになるので渋いです。個人的にはエルフ、ネクロ、ネメシスあたりが無難かと思います。(詳しくは僕のツイッターを参考にして下さい)

2.pickの仕方

これはSuzくん(シャドバ甲子園2018準優勝)がまとめてくれていました。まずはそれをみていただきましょう。

・2面除去できるカードを最優先でpickすること ・低コストを取りすぎないようにすること(2、3コスト各6〜8枚に留める) ・2コスト2/2、3コスト2/3を優先してpickすること ・ドローソースを2枚はpickすること ・進化権に対してケチであること

まさにこの通りかなと思います。ありがちなのが低コストばっかり、高コストばっかり取るという事です。破産しますよ。マナカーブはちゃんとみてpickしましょう。ただ、その上で強カードが出たら迷わずpickしていいと思っています。強カードとは主に、圧倒的な盤面制圧力を持っていたり、1枚で何枚分もの働きをするカードです。ニュートラルならプロバハやローアインなどがこれに当たりますね。また、進化権も使い所を考えましょう。本当に進化する必要があるのか?ということを常に考えましょう。多少なら顔にダメージを負っても大丈夫ですよ。1つ言うとすると、ドローソースを無理矢理pickする必要は無いと思います。先程の、1枚で何枚もの働きをするカードがpick出来ていれば枯渇することが少ないからです。もちろん取れそうなら取った方が強いですよ。

3.ケアしよう

例えば構築でも邪眼ケアとかするんじゃないですか?2pickでは一度盤面を取られると捲り辛いです。 「相手のリーダーはこれで、今何ターン目だからあのカードをケアしよう」ということを考えられるとめちゃくちゃ強くなれます。ちなみに僕はプロみたいに落とし穴ケアして殴らないとかまではケアできませんね…まあできるようになった方がいいとは思います。 [抜粋終了]

上記の内容はアリーナ向けに書いたものですが、結局のところレートでも意識することは変わりません。

まとめると、①リーダー選択をミスらない ②pickをミスらない ③ケアする

まずはこの3点を出来るようになるのが目標になります。上記の内容を今期に当てはめて考えてみます。

①リーダー選択

正直どのリーダーでも勝てます(笑) 大切なのは自分に合ったリーダーを見つけることです。このリーダーは扱いやすいというのを見つけるのがベストです。そういう意味ではどのリーダーでも勝てるというのは選択肢が広く、非常に良いです。そんなの分からんという方は、強いて言うならネクロ、ネメシス、エルフの3リーダー、ということを覚えておいて下さい。

②pickについて

難しいところなんですが、もう一度上の抜粋。

・2面除去できるカードを最優先でpickすること ・低コストを取りすぎないようにすること(2、3コスト各6〜8枚に留める) ・2コスト2/2、3コスト2/3を優先してpickすること ・ドローソースを2枚はpickすること ・進化権に対してケチであること

まあ大体これです。これに加えて各リーダーでpickしておきたいカードの知識も頭に入れておけるとベストです。参考までに↓

https://shadowverse.gamewith.jp/article/show/35493 (gamewithさんの記事)

https://altema.jp/shadowverse/2pickosusumeleader-2456 (アルテマさんの記事)

ちなみに、抜粋の内容を意識するあまり、必須カードを逃した!というのは非常にまずいので、必須カードは基本取るくらいの心構えでもいいと思います。

③ケアする

プレイング面で1番大切なのはケアです。例えばバジリス(ネメシスのカード)であれば、5tで進化置きをして体力を4以上にしておくといったことです。ケアをし忘れると一気に試合が決まる可能性がありますので、絶対にやるようにして下さい。これは全カードの知識が必要でかなりの難易度となりますが、勝てる人と勝てない人の最大の差であることは間違いないでしょう。全てのカードをケアするのは厳しいと思うので、まずは盤面を3枚以上処理できるカードのケアを意識してみましょう。

・最低限ケアしたいカード

・警戒しておくべきカード

この他にも強力なカードは多数存在します。これはやはり実戦を通じで覚えてしまうのが早いと思うので、最低限の知識を入れて、あとはひたすらやるのがいいと思います。

また、警戒しなきゃいけないということは、こちらが上手く使えれば非常に有利になるという事でもあります。相手の嫌なことをするのが2pickなので、上手く使う練習もしてみて下さい。

ここまでザックリと見てきましたが、結局やってみなきゃ分からないと思うので、まずはやってみましょう。感覚を掴んでいってほしいと思います。ようこそレートの世界へ!

2Pickウィッチ「1強状態でした」…ほう?

「1強状態でした」じゃないでしょ、何してんの?

暗黒の召喚士はpickで猛威を振るうのは出た時から分かっていた訳ですね。ただこれまでナーフされて来なかったのは他のリーダーが強くて目立たなかった訳です。しかしパスカル追加で若干怪しくなってきました。進化権回復カードが増えて、ウィッチが盤面を制圧できるようになりました。それでもネメシスを筆頭として他リーダーが頑張っていたのでまだ何とかなっていた訳ですね。決定打となったのはラブリー★モニカ。ウィッチにさらに進化権回復カードが追加されて手に負えなくなりました。

そして結果がこれ。1強状態でしたっていうのは誰でも分かってるんですよ。もっと早く対応して欲しかったし、ラブリー★モニカ追加は流石にやめて欲しかったです。

そりゃ言い分は分かりますよ。あくまでローテーションがメインですから、ローテウィッチを強くするために追加したんですよね?あくまでpickはサブなんですよね?

サブだろうとなんだろうとpickの事ももう少し考慮してほしいと思います。まあ無理なお願いなんですが…せめてpickだけ強いみたいなカードは作らないで下さい。ヴァンプは別ですけど。